本当の自分(リアル)とは

2021年10月24日

 

こんにちは!

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存在するだけで成功する方法を伝授!

メルマガなどで時々書いているのですが、私は子供の頃、バスケ大好き少女でした。

『スラムダンク』というバスケ漫画にハマり、漫画家 井上雄彦にハマり、同漫画家の作品である『バガボンド』や『リアル』を読みました。

『リアル』は車いすバスケットボールを描いた漫画です。

リアル 井上雄彦

20代の中盤くらいに読んでいたのですが、内容がとにかく”リアル”でした。

事故や病気などで足を切断したり、脊椎を損傷し、車いすとなる高校生が描かれています。

当時の私には、見たくない現実(リアル)を突きつけられるような気がして、受け止められる器がなく…、途中まで読んで、読むのを止めてしまっていました。

今回東京2020 パラリンピックでの車いす男子バスケの銀メダルや、オリンピック女子バスケの銀メダル快挙に、私のバスケ熱が久しぶりに再燃し、途中までしか読めていなかった『リアル』を一気読みしました。

そしたらそこに描かれていたのは

「残酷で苦しい現実」というリアルではなく

「本当の自分」というリアルでした。

今日はそんなことを書いてみたいと思います。

潜在意識のセッションをしていると

クライアントさんたちが「本当の自分」に戻っていく瞬間に何度も立ち合います。

そして本当の自分に戻れば戻るほど、

いわゆる「引き寄せ」と呼ばれるような、クライアントさんの「望みが叶う」という現象が起こります。

本当の自分に気づくと、潜在意識を通して目に見えない力が働き、

クライアントさんにとって必要なものが努力せずとも勝手にどんどん引き寄せられてくるという流れです。

何故そんなことが起こるかは、セッションや講座で詳しくお話ししていますが、今日は「本当の自分」について、お話ししたいと思います。

もしかしてもう既に、今の自分が「本当の自分」だと感じている人もいるかもしれませんが

大抵の場合、みなさん本当の自分(素の自分)を忘れて生きています。

本当の自分を忘れて生きていると、現実が100%望み通りにならなかったり、叶えたいと思っていることがなかなか手に入らなかったりします。

では「本当の自分」は、いつもは一体どこにいるのかというと、あなたが日常生活で

違和感を感じること、苦しいと感じること、辛く悲しいことや不快と感じることの裏側に、ほとんどの場合は隠れています。

潜在意識コーチング 悩む図

でも苦しいと感じることを、そのまま受け止められる人はなかなかいません。

特に大人になるにつれてその傾向は顕著で、

「傷つきたくない」という気持ちが少しでもあると、頭をフル回転させて理論を構築し、感情を抑え込んでしまう人は多いです。

子供の頃、もっというと赤ちゃんの頃は

「おなかがすいたー!」
「おしりが濡れてきもちわるいー!」
「ねむいー!」

と、ちょっとした不快があれば、大騒ぎして周りの大人を呼びますし

不快を感じることに罪悪感も、傷つく気持ちもなく、ただただ”不快に素直”です。

潜在意識コーチング 素直な子供

でも年齢を重ねてくると「苦しい」と感じる感情を自分が処理しないといけなくなるので

無意識のうちに、「苦しい」と感じることを避けるようになっていきます。

ここで、漫画『リアル』に戻りますが、例えば『リアル』の中で、野宮朋美という登場人物がプロバスケチームのトライアウト(加入試験)に挑戦するシーンがあります。

彼のトライアウトは結局失敗してしまい、野宮のプロバスケ選手になるという夢は一度そこで閉ざされてしまいます。

そんな中、野宮があるプロバスケ選手の試合を見に行った時、以前のように「悔しい」という感情が全く起こらず、むしろプロ選手をみて、「カッコいいな、ファンになりそうだな」という感情になっていることに気づくシーンがあります。

当時の知り合いに夢を諦めたことをバカにされても、全く「悔しくない」と感じてしまう。

その時、野宮は、「自分のバスケ人生は終わったのだ」ということに気づきます。

「悔しい」という感情は、感じている最中は、嫉妬や怒りや何とも言えない不快感がありますが、

「悔しい」と感じられるのは、自分が今、本気で挑戦しているからこそ。

「悔しい」を感じなくなるということは、何かを完全に諦めてしまった証拠です。

私が時々、講座やセッションでお伝えするのは

「悔しい」などのネガティブな感情は、避けるべきもの、忌み嫌うもの、消さないといけないものではなく

しっかりと意味があって感じている「大切な感情」なので、真っすぐ、素直に感じてあげてくださいと言います。

でも多くの方は、ネガティブな感情を感じている自分がダメだと勝手に思い込んでいるので

ネガティブな感情を感じることがとても下手です。

私から見ると、ネガティブな感情を一切感じられない人は、自分に嘘をついている人(または現状維持を強く望んでいる人)なのですが、

ネガティブを感じずにポジティブなことを言っている方がいい人のように思い込んでいる人や

ネガティブを消してポジティブな気分でいるだけでいいことが起こると本気で信じている人もいます。

漫画『リアル』の中でも、登場人物がそんなことに気づいていきます。

”ポジティブ仮面をかぶりすぎて、本当の自分をいない人のように扱っていた”ということに気づいた”ヤマ”が命を繋いでいくシーンや

高橋久信という登場人物が

「苦しい、揺さぶられる感情」を自分だけの箱に押し込めて

ちょっとでも感情が溢れる現実に直面すると、胸をドンドンと叩いて感情を麻痺させようとするシーンなど。

でも高橋は、

「正真正銘、本物の自分を生きている人」との出会いの中で、自分の感情を真っすぐに感じられるようになっていきます。

その時彼に大きな変化が起こっていきます。

ああこれはまるで、潜在意識から「望む引き寄せ」を起こすクライアントさんたちのようだな、と読みながら感じました。

「感情」とは「自分そのもの」です。

だから、どんな現実が目の前にあったとしても

その時感じる「感情」はあなたそのものです。

これは潜在意識を開花させて、欲しいものをスルスル引き寄せていく際に、とっても大切なポイントの一つです。

つまり、

感情をまっすぐに素直に感じられる人は、引き寄せ力をどこまでも発揮することができるようになります。

潜在意識コーチング パートナーシップ

”ポジティブなイメージをしていると欲しいものが引き寄せられてくる”というのは迷信で、

”どんな感情もまっすぐに、素直に感じられる人のところに欲しいものが引き寄せられてくる”というのが正しいと確信しています。

感情は自分そのもの、そして、感情を感じさせてくれるのは目の前の現実(リアル)。

リアルとは自分そのもののことだ

と、漫画『リアル』を読み、再確認しています。

あなたの「リアル」はどこにありますか?

本当の自分(リアル)に気づけば気づくほど、スルスルと願いが叶うようになる

そんなことを潜在意識のセッションや講座では体感していきます。

本当の自分を知る感動、その時得られる素の自分に戻った安心感は、やみつきになります(笑)

さらに、望む未来が勝手にスルスル引き寄せられてくるので

「潜在意識のセッションって、本当におもしろいですね!」とクライアントさんたちは皆さんおっしゃいます^^

きっかけは目の前の問題を解消したい!というところから始めたとしても、

最終的には「楽しい!」となっていくのが潜在意識セッションのだいご味かなと思っています♪

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